毛髪の生理 ・・・ (2)

 ヘアサイクル
 髪の毛は一度抜けると、次は違う場所から生えてくるというわけではあり ません。
髪の毛には一定の寿命があり、成長した後、自然に抜けて、再び同じ毛包から新しい髪の毛が生えてきます。 一つの毛包で、髪の毛が生えたり抜けたりを繰り返す、これが「ヘアサイクル(毛周期)」です。
ヘアサイクルには、大きく分けて成長期、退行期、休止期の3つの時期があります。

1. 成長期
 成長期は、さらに初期と後期に分けられます。
 まず、毛乳頭細胞から「髪の毛をつくれ」という指令が出て、毛母細胞が盛んに細胞分裂を繰り返します。
分裂した細胞は徐々に上の方に押しあげられて、髪の毛になっていくのです。
毛母細胞は、私たちの体の中でももっとも分裂が盛んな細胞といわれます。
髪の毛は1日に約0.35m、1カ月に約1cm伸びるといわれています。
成長期は、個人差がありますが約2~6年間続きます。 つまり、髪の毛は2~6年は伸び続けるのです。

2. 過行期
成長期が終わり、髪の毛の成長が止まります。
そして、約2~3週間で毛包が小さく縮んでしまいます。
これが退行期です。

3. 休止期
髪の毛の成長は止まり、毛包は小さくなったままです。
ジーッと休んで、次の成長に備えている期間ですが、髪の毛が抜けやすい状態でもあります。
この状態が約3~4カ月続きます。そして、再び成長期に入ります。

4. 成長期(初期成長期)
再び毛乳頭細胞から「髪の毛をつくれ」という指令が出て、毛母細胞が分裂をはじめます。
新しい髪の毛がつくられ、古い髪の毛が押し上げられて抜け、新しい髪の毛が生えてくるのです。


 このように、髪の毛は約2~6年のヘアサイクルで、生えたり抜けたりを繰り返しているのです。
通常、成長期の髪の毛が80~90%、休止期の髪の毛が10~20%を占めるといわれています。

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