「腰痛体操」を進めながら、定期診断を

腰痛の予防や治療に最も効果があるのが腰痛体操です。
いろいろなパターンがありますが、いずれも、背筋をのばし、腹筋や臀部の筋肉を鍛える効果があります。
たとえ体操しなくても、これらのことを意識して歩いたり、階段を上り降りするだけでも効果があります。
このように、腰痛症の多くは、生活を改善したり、体操を行うことによって少しずつ良くなりますが、中には、椎間板ヘルニアや、脊椎分離症に進むケースもあります。
ですから、たとえ腰痛症と診断されても、その後の経過を注意深く見守っていくことが大切です。


起きあがり
やっくり上体をおこす。無理のない程度。
へそのぞき
少し腰を浮かせ、頭を上げて へそをのぞく。
ねじり
身体をゆっくりねじり、手を反対側の
ひざにさわるように起きあがる。
両足かかえ
股をやや開きながら両膝をかかえ、膝を
できるだけ脇の下につくようにする。
おじぎ
指導/日本医科大学名誉教授 石田 肇 先生のパンフレットより抜粋

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